通勤途上にある富田林市の「佐備」は「甘南備」と同じく非常に古い地名に違いない。
古代は万葉仮名を代表として、一音一字標記していたからだ。
その村や集落の中心に位置する神社の伝説や由来を調べれば、地名のヒントとなるものが見つかることが多い。
この地区には「佐備神社」があり、「延喜式内社」で、古くから名前が知られた由緒ある神社であったことがうかがわれる。社伝によると西暦858(天安2)年正月の創建。かつての豪族、忌部氏(いんべうじ)の流れをくむという佐味氏(さみし)がこの地に住んでいたことから、佐味が「佐備」に転じたものと思われる。
葛城・金剛の山を越えて近接する奈良県側の御所にも「佐味」の地名があり、この「佐備」と深い関係が想像できる。
近々、通勤途中に「佐備神社」を訪れよう。
富田林市「佐備」の地名が気になって
Aimlessly

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