屋久島と、作家 林 芙美子

この齢になって屋久島をまだ知らない。

ただ、前の職場で、屋久島出身の方と一緒に仕事をしたことがある。
その方のお父さんは、小学校の校長先生だったらしい。
その先生は、林芙美子氏と交流があったというから、国文学科上がりの僕がビックリしたのを憶えている。

林芙美子と言えば、『放浪記』を思い浮かべる方が多いのは自然な流れ。
故 森 光子氏がでんぐり返りする、あの作品だ。

その林 芙美子氏は次のような屋久島の紀行文を残している。
あったとしても写真を多用できなかった時代、文章でのみ勝負を余儀なくされた。
その洗練された表現は、一文字ずつに価値を見出すことができる。
それが純文学。

「鋭利な知能を必要とはしない自然」・・・、要は理屈は不要な世界!

「柔(やわ)い山懐に上り詰める私、私はその楽しみの飽くことを知らない。」
・・・、まさについ最近行ってきた知人の心境かもしれない。

さすが、作家、林芙美子は言い得て妙だ。

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