高畑町のカフェ通りを抜け、右手としばらく169号線に出て北上すると左手に奈良ホテルが見えてくる。
さらに北に歩けば右手も左手も池が見える。これは一続きの池で荒池という。
その北端を右に曲がれば奈良公園の浮見堂までのエリアを荒池園地と呼ばれる。
浮見堂側から荒池の方向を撮影。

昼下がりから夕方そしてたそがれへと、一日の時が移る。
たそがれが終われば、いよいよ燈花会の本番だ。
だが、浮見堂エリアではこのたそがれ時が撮影のピークだと僕は勝手に思う。

奈良公園には食事や宿泊ができる茶屋がところどころにある。
奈良公園内で滞在すると喧騒を忘れ、非日常的な時間を過ごすことができる。
注意してみれば高級車が停まっていることが多く、私にはとてもとても…。
しかし、外から眺めるだけでも十分に楽しい。

人の生きようとは違い、朽ち果てようとしている土塀の上に人知れず草木が立っていた。
目立ちたくはないのだろうがその草木にも夕日が当たり、しばし人の目にとまるチャンスが出来たとしても、誰も見向くことはない。皆が話に興じながら、目先の浮見堂を目指すばかりなり。
この土塀もまた。



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