ミドル娘のダンナの姉夫婦、子ども二人、それにご両親が奈良に来県されるというので、ご両親だけを連れて昨日室生路をご案内した。
前回は結婚前のご挨拶で来られ、そのときは長谷寺へ。
あいにくの雨だったが、感想はどうだったのか、イマイチ分からなかった。
奈良と言えば神社やお寺なので、そもそも奈良に来ると覚悟してもらわなければならないと割り切って、気にしないようにしようと思った。
室生寺の前に龍鎮神社へ。
最近奈良は雨がずっと降っていない。
なので、水量が心配ではあったが、何とか水の流れを保っていた。


女人高野 室生寺はやはり奈良らしい御寺だ。
豊かな自然と調和しながら、ひっそりと佇む。

ひっそりなだけに、時代の変遷に左右されず、より深い信仰が寄せられ続けた。
さすがだ。
いつものように案内するにはするものの、最後は自分が楽しんでしまう。
気が付けば一人でカシャカシャしていた、いつでも来れる場所というのに。
室生寺の最大の魅力は「朱色」。
本堂や金堂壁面の木に塗られた朱の色は、歴史の長さと重みを現わしていて、いつも感動する。
1年や2年では出ない深み。
歴史の重みを重ねなければ現出しない色合い、彩度・・・。
これらはその日の天気によっても印象が違ってくる。
たとえばこの室生寺の五重塔は平成10年の台風により、周辺の木々が倒れおおきな損傷を受けて、2年後に修理されたもの。
この朱色はまだ新しく、深み、奥行きが物足りないと思うのは、自分だけだろうか・・・。

以下は金堂、本堂、弥勒堂の壁面の朱。
中でも本堂のそれが一番惹きつけられる。



室生寺といえば石楠花が有名だが、この日は百日紅がきれいに境内の一角を彩っていた。


本当は紅葉の頃が一番よいと思いますという説明をしたが、下の写真のような風景を目の当たりにすれば、否定されることはあるまい。


余計な装飾を省き、わびさびにつながるような日本人の感性のルーツを、この御寺に探ってもいいのではないか。

こののちパワースポット、龍穴神社に向かったが、こここそ残念ながら水不足でかなり水量が少なかった。


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