
手回し焙煎、ドリップの仕方にも魂が入る。
時間をかけ、その仕方にもノウハウが宿る。
動画を見れば一目瞭然だと思う。
名張市赤目町丈六「点珈琲店」。
台風10号が一向に猛威を振るう気配がなく、たまらなく家を出た。
先日来店したcafe 「hinatato.」さんから、熱いコーヒーがお好きなら…とおススメ頂いたお店だ。
カウンター越しにコーヒーを淹れるまでの一部始終を観た。
「美味しいコーヒーを淹れたい」その目的のための一つ一つの作業。
妥協がない。
(この作業を見てくれれば分かってくれる)だろうと、店の飾りは抑制的。
ドリップを淹れているときの目が真剣そのものだ。
私はこの姿を観ながら、小説『虹の岬の喫茶店』を思い出した。
「一杯のコーヒーを淹れるまでの間、ずっと、美味しくなれ、美味しくなれ、って念じるの。
そうすると、不思議と美味しくいれられるのよ。」
コーヒーが美味しくなるには、焙煎、挽き方、ドリップと、様々な課程があり、技術やこだわりが詰まっていることが分かる。この小説のヒロインは、それを前提にして、なおかつ「美味しくなれ」と念じているのだ。
点珈琲店のマスターも、この表現にピッタリだった。


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