呼ばれてはいないが、玉置神社に参詣

Wikipediaによると
玉置神社は、奈良県吉野郡十津川村にある神社。大峰山系の霊山の一つである玉置山の山頂直下の9合目に位置し、大峯奥駈道の靡(なびき)のひとつである。

「なびき」とは揺れ動くことであるから、奥駈道から自然にそれた別道とでもいう意味だろうか。

「玉置神社は呼ばれた人しかいくことができない」と言われ、ネットでは不思議体験が多く掲載されている。確かに、ここに行くのは一苦労だ。十津川から168号を玉置山に向かって左折してからも、時間の進行が急に遅くなったように、なかなか前に進んでいない感覚。

確かに車を降りた時点から、聖域にいる自分を感じることができた。
高い場所に位置するからだろうか、空気が冷たい。
長い参道は、直射日光は殆ど射さず、薄暗い。

わずかに光が差し、うす明るくなった木々の葉は、新緑とういう言葉だけでは尽くせないぐらい、緑がまぶしい。町では見かけないような鳥も生息しているのかもしれない、聞きなれない声が聞こえたりもした。社殿近くになると、石楠花があちこちで咲き誇っていて、素直にきれいだった。これは全く予想していないことで、得をした気分だった。
玉置山が標高1076mらしいので、100mで1℃下がるとして、下界より10度は低い計算。
石楠花の満開もまだこれからなのだろう、花自体が元気で若々しかった。

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